以前から、何とかしたいと気になっていた「糸」。
ミシンの脇に並べていても何の問題もないのですが、
もっとすっきり整理したいと常々思っておりました。
市販の糸立ては、サイズ・デザイン共にあまり惹かれないし・・・。
学生時代からOL時代通しての私のモットーは、『ないなら作ろう』。
久々に重い腰をあげることにしました。
まずやらねばならないのは図面作り。
これは、特殊カバーのオーダーを頂いた際にいつも作っているので
問題ないでしょう。と、まったくカテゴリー違いなのに楽観視。
出来上がった図面を意気揚々と掲げてホームセンターへ。
しかしいざ行ってみると、わからんわ迷うわ・・・で、
図面を睨みながら木材・金具売場を2時間ほど徘徊しました。
通りかかった今年入社したばかりであろう店員さんを捕まえ、
自分の目的を話す私。
男前のお兄ちゃんの胸には、『研修中』と書いたプレートがデカデカと。
アナタで大丈夫なのかしら・・・という、私の不躾な視線を察知したご様子で、
「ボク、大学は機械工学部(?忘れた)やったんですけど、
こんな感じのものを作るなら木でも金属でも基本は同じやと思うんです」
とキッパリ。研修中の割にはしっかりした口調でいらっしゃる(男前ぶり倍増)。
とりあえず彼の持論を黙って聞くことに。
それから、糸を挿す棒の角度や糸自体の重さなどについて
いろいろ聞かれました。
「角度はほんのちょっと、糸はめっちゃ軽いです。キロじゃなくてグラムって感じ」
と適当に返したにも関わらず、
「う~ん、なるほど」と始終真面目に対応して頂きました。
男前のレクチャーを受けながら1時間ほど店内を連れ回し、
木材とビスを購入して帰宅。
いくら簡単な造りの糸立てとはいえ、さすがに木製棚など
作ったことのない私にできるのかしら。
でも電動ドリルを持っている時点で、最低限の資格はクリアしている
と自己判断。
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そして、電動ドリル&ドライバーと格闘すること3時間。
ついに出来ました~。
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2段目の丸棒の向きが、どうも他よりも下を向いている
ように見えるのは気のせいではありませんが、
ド素人にしてはなかなかの作品ではないかと。。。
色塗りもしたいけど、形だけ出来たら早く使いたくて。
また気が向いたらペンキ買ってきます。
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いやぁ楽しかった!目覚めてしまいそう・・・。
ある日突然、姉妹サイト 『HZK Wood』 なるものが
出来ていたら、遊びに来て下さいませ。