(今日は少々長くなりますが、読んで一緒に呆れて下さい)
毎年この時期になると、エアコン病に悩まされる羽崎です。
いつもありがとうございます。
先日から新しい仕事場に移動しました。
(事務所スペースを他の部屋に移しただけの話です)
この部屋にはエアコンがなかったので張り切って新設したのですが、
よりによってワークデスクの真後ろにしか設置できませんでした。
振り返って見上げれば、こんな感じでエアコンが。
横幅のない部屋で、頭の後ろから風がゴーゴーと当たるので、
エアコン病は例年にも増してひどいです。
イケアでこんな引き出しを3つ買いました。超使いやすい。
さて、今日は車のお話です(長くなるのはここからです)。
車の保険・税金・車検。この3点セットで25万円以上はかかります。
しかも同じような時期にまとめて来るので、ボーナスなどない稼業の
私にとっては、いつも 「は?また何か?」という感じ。
車を維持することになぜ税金がかかるのか、つましい庶民には到底
理解が及ばず、消費税だけで勘弁してほしいと切に願います。
私は米国某社製の車(勿論、高価な車なわけもなく)に乗っています。
同一ブランドの中でも人気のないモデルで、街でちっとも見かけない、
いわゆる「駄作」と囁かれている車です。
購入前のモデルチェンジで、全体的に角張っていた車体が丸くなり、
ライトも丸。ひと目惚れして買ったのはいいけど、長年のファンからも
駄作だ邪道だと罵られたようで、ほんの数年で元の角張った車体に
戻りました。でも私は好きなんですけど。かわいいし。
外見の低人気は好みの問題なのでまぁ良いとして、私がこの車を
駄作とする最大要因は、「常時故障」。いつもどこかがヘンなんです。
ブレーキはキーキーうるさい、冬場はハンドルを切るたびに、
その根元から「ブワ~ン」とか「モワ~ン」とかいう正体不明な音がする、
電動ミラーは頻繁に動かなくなる、シートのレバーは固まって動かないと、
挙げ出すとキリがない。いつも異音を発しながら走っております。
あと耐え難いのは、営業マンが異質。外資だからなの?と、真面目に
働いておられる外資系会社員の方に怒られそうなことさえ考えてしまうほど、
ここの営業マンはひどいのです。
ブレーキのキーキー音と「ブワ~ン」という音については我慢ならず、
これまで7回ほど修理に出しました。
そのたびに 「もうこれで完璧」と言って納車されます。
そして1週間もすれば、また異音再開。と。
何度目かの修理依頼の際、これまでずっとその応対を疑問視していた
担当者(でもやけにフレンドリー)の言葉が、
「本当にすぐ故障しますよね。考えられないなぁ。実はこの車、リコール対象にする動きがあるらしくって。あ、これは本国の機密情報なんで、絶対誰にも言わないで下さいよ!ユーザーにバレるとヤバいっすから!」
すいません、私も単なるユーザーなんですが。
やはりこの人とはまともに話をできそうもないので、支店長を呼んで
もらいました。
この親にしてこの子あり・・・という予想はしていたものの、
次に出てきた支店長こそ、まさに愚の骨頂をいく御方でした。
例によって、その時も 「この音の原因がわかったので本国から納品された新しい部品に替えました。これで完璧です」と。
それから数日経って、また「キ~」「ブワ~ン」が始まり、すぐ来るようにと
再び支店長を呼びました。
「あなたがたの“完璧”って何なんですか?」の問いに、彼が答えた言葉が・・・。
「まぁ、ゆーても鉄ですからねぇ。そりゃ音も鳴りますよね」
「は?」
「え?あ、えっと・・・車の部品って、鉄でできてるんですよ」
(そこを聞いてるんじゃないわ!)
「だから?」
「だから、鉄本来の音が鳴るんですよ、どうしても」
「あんたの車も当然鉄やからキーキー鳴るんやな?」
「いや、ボクのは鳴らないですね」(キッパリ爽やかに)
あたかも「革本来の風合い」と同列であるかのように、
「鉄本来のキーキー音」が語られるとは思ってもみませんでした。
「錆びやすい鉄に当たる人もいるんですよね。作るのは本国で、
ボクらは売ってるだけなんで、製造のことはこれ以上は・・・」
まぁこんな言葉で締め括られたわけです。
私が女だからなめられているのか?いや、私はか弱い女性には見えないはず・・・。
「ただちに本国(だいたい、本国って何やねんという感じ)に
連絡し、車についてわかる人を派遣せよ」
「いやぁ、ダイムラーさん(あ、言っちゃった~。ま、事実だからいいわ)もこの件は手を焼いてるんで、ボクらが言っても・・・」
「あんたらが言わずに誰が言うの。じゃあ私が言うから連絡先教えて」
「ダイムラーさんの整備の方が来月お見えになるんで、いちおう言って
みますけど、たぶんその時はお忙しいんで」
ダイムラー“さん” が “お見えになる” が、“お忙しい” んで。ダイムラーサンガオミエニナルガオイソガシインデ・・・。
私が購入したのは中古車屋さんとかではなく、直営店です。
(正規ディーラーというのでしょうか)
ダイムラーの傘下に居ながらにして(当時)、直営店の支店長がその親元を
“ダイムラーさん”と呼ぶ(しかも客に対して)。
この日のやり取りで、私はこことの接点を絶とうと決めました。
大音量で音楽を流し、キーキー音も聞こえないフリをしています。
(信号待ちをしている人のギョッとしたような視線も無視)
大阪市内でキーキー言わせながら速度を下げている黒い車があれば、
それは私です。いつでもお声かけ下さい。
次回買い替え時にここの車を候補にあげないのは言うまでもありませんが、
それにしてもこんな会社、あるんですね。
ちなみに、親族で同じ車種に乗っている者がおりますが、車体はすこぶる好調で
キーキー音など一度も出ないそうです。
「まやちゃん、運悪いんやわ。たまたまそんな車に当たったんやな」
いえいえ。私は自分の不運を嘆いているのではなく、某社の社員、
まして支店長を張る人物の質を憂いているのです。
とはいえ、この親族のように気分良く調子も良く乗っている者もおりますので
同じメーカーの車の購入をご検討中の方がおられましても、
これは私の不運の物語だと思って読み流して頂けますと幸いです。
女というのは、愚痴を言い出すとキリがない生き物なのでしょうか。
気づけばダラダラと、よくもこんなに書いたもんだなと思うほどの長文に
なってしまいました。
これを書くだけでざっと2時間経ちました。明日は早起きするぞ~。
重ねて申しますが、製作は専ら父の担当です(というか私にはできません)。
私がこうしてつまらない四方山話で時間を割いても、
皆様の製品製作への影響はございませんので、あしからずご了承下さいませ。