2010年が始まって、はや20日。
ひとっ風呂浴びて(今日ふたっ風呂め)、ポカポカと気分もよろしい羽崎です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年こそは華々しいスタートを切るつもりだったのですが(何をでしょう)、
案の定いつもと同じ、自宅と工房と実家という魔のトライアングルゾーンから
抜け出せないまま、とうとう年が明けたのであります。
そんな不甲斐ない私ですので、週に2度ほど、トライアングルゾーンから
脱出するひとときを作りました。
それは・・・。「お教室」に通うこと。
そう、おフランス語のお教室に通い始めたのです。この私が。
お客様には「えっ。オヤジかと思ってた」というメールを頂き、
元勤務先で共に闘った同志には「アニキ」と呼ばれ、
20年来のつきあいになる高校時代の男友達や先輩諸氏には
「おまえもとうとうそんなん(どんなん ` ´?)になったか・・・」と
罵られているこの私が、おフランス語のお教室に。
ご挨拶が遅れましたが、ぼんじゅ~る。
今後の潤いある人生のために、たとえ週に2日でも何かしてみようと思い立ち、
まずはフランス語から始めた次第です。
先生はモロッコ出身(フランス語で育った人)。
フランスの大学を出て、ドイツで勤務して、十数年前に来日。
「あのな、まやさんな。俺な、これこないだゆーたですからな。
な?覚えてはりますかな?お~、とれびあ~ん」
私はどんな習い事も続かないタチなので、授業がおもしろいだけでも
続けられるかもしれないと期待しています。
今日はそんな「あんな、俺な」の先生をチラッとご紹介。
また仕事に関係ないお話ですが・・・。
ヌメ赤と青のこともあとで触れますので、ここで読み終えないで~。
サイード先生。とっても優しい紳士です。
南堀江のご自宅で1時間半のマンツーマンレッスンをして頂いてます。
奥様とかわいいお嬢ちゃんがおられます。
フランス語なんて挨拶以外は知らなかったのですが、
まったく何も知らないまま初レッスンに赴くのもどうかと思い、
1~100までの数字だけ必死で覚えて行きました。
初レッスンで年齢を聞かれた時には、必要以上に張り切って答えました。
予習復習はしない主義なので(何故いばる・・・)、先生と過ごすひとときで
なんとか話せるようにならんかなぁと目論んでいます。
が、現段階ではさっぱりちんぷんかんぷんです。
今日なぜ、わざわざレッスンのことを話題にしたかというと、
一昨日お客様(女性)より、こんなメールを頂いたからです。
「御社がお忙しいのは喜ばしいことですが、雑記帳を拝見する限り、
まだお若い羽崎さん(!)がご自宅と工房の往復するだけの毎日を過ごされて
いるのは、老婆心ではありますがいささか心配です・・・・・・(続く)」
O様、お心遣い感謝致します(O様には、メール一部紹介の許可を頂きました)。
女性としての私の人生を心配して下さっているのが伝わって来る、
本当にありがたいメールなのですが、
「外へ出ないと、革製品に対する良いアイデアも浮かばないのでは」という
趣旨のお言葉で締め括られておりましたので、
もしや他のお客様も同様にお考えなのでは・・・と思い、
週に2日は外に出るようになったことをアピールするために書きました。
先週末は、友達と鶏料理2軒ハシゴしましたし・・・。鶏屋のハシゴ。
あんまりしないでしょ。わたし、やってるんですよ。
ともあれ私は、微量の危機感を感じながらも、皆様のご心配をありがたく
頂戴しながらも、実はとても充実した毎日を送っているつもりでおりますので、
今後も温かく見守って下さいませ。ご清聴ありがとうございます。
最後になりましたが、新色ヌメ革についてです。
明日も写真撮影をやってみて、できるだけ早くにフォームでもご選択
頂けるように改修したいと思っています。
もし、17日の記事の画像のみでご判断(ご注文)頂けます際には、
現行のフォームのご要望欄に「赤希望」「青希望」とお書き添え下さい。
糸は、それぞれの同系色もご用意致しております。
フォームの最初の「カラー選択項目」では、他の色にチェックして頂いて
結構です(ご要望欄を優先させて頂きますので)。
ご面倒をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
では、もうひとっ風呂浴びて寝るとします。