こんばんは!
こちら大阪は、夜だけ少し冷えるようになってきました。
こんな季節はウッキウキ~のはずが、
この10日間ほど歯痛に悶絶し、浮かれる余裕のない羽崎でございます。
こっち向いて寝たら激痛、あっち向いて寝たら爆痛。
こんなふうに落ち着いてパソコンに向かえるのは何時間ぶりかしら。
ここ一番で飲むのだぞと弟の嫁から分けてもらった歯医者の薬もなくなり、
これはもう放ってはおけん・・・と(長年放置の虫歯なんで)、
(次の文章までに約5分の空白がありました)
重い腰をあげてやっと歯医者へ行ってきました。
あ~。くっそお。ここまでか。
今日は全行「こ」で始まる文章にしようと思ったのに~~~
8行でアウトとは、私のボキャブラリーもこんなもんです。
昨日新しくもらった薬が絶好調に効いているからといって、
虫歯が治るわけではないのです。
悪くなりこそすれ、良くなっていくことはないのです。
いつまでもそれを自覚しないから、年に1回こんなことになるんです。
さてさて表題についてですが。
世の中、手帳シーズンに入った模様です。
皆様、早くも来年の手帳選びを開始されているご様子です。
何が楽しいってですねえ、そりゃ楽しいですよ。
これ聞いたら皆さん、私のことを羨ましく感じるのではないでしょうか。
1.私が必死で作ったサイトを見て下さって、
(しかも近所のおばちゃんとかではなく、全国の面識のない方々が)
2.父の作ったカバーを見て「いいな」と思って下さる方がいて、
3.その方は、ご注文フォームとにらめっこしながら
革色・糸色・サイズ・メモホルダーやしおりやラインについて
あーでもないこーでもないと考えておられる。
わけですよ。
考えに考えて、「ここはやっぱり青い方がいいかな」とか思って、
やっとこさ仕様を決めて、「行けっ」とボタンを押されるわけです。
これを想像する私の毎日が、楽しくないわけないですやんか~。
決まった形のカバーなら、色だけ迷って注文しておしまいですが、
うちの場合は、お客様ご自身があれこれと考えた結果が届くと。
いろんなリクエストが盛り込まれたフォームには、
そんなお客様の迷いや悩みが手に取るようにわかるほど満載で、
私の元に到着する直前にいろいろイメージして楽しんでおられた
ご様子を想像すると、楽しくて仕方ないのです。
おもしろいとか、愉快痛快というのとはちょっと違いますよ。
「お客様の笑顔を想像すると嬉しくて・・・」などと
クッサいことを言うつもりもありません。
ただただ自己満足ぎみに、「私も楽しい」のですよ。
「なるほど、ここをこう見せたいのね。わかるわかる」
「この色とこの色の組み合わせは初めてやな。どうなるんやろ」
「いつもブラックの○○さん。今回は赤ですか~!」
「おっと、この手があったか。さすがオーダーメイドの猛者」
(ほんとに詳しくて猛者ってる人、おられるんです)
どうです。楽しそうでしょ。
お客様ご自身も、「入力めんどくせー」と思いながらも
きっと楽しんで下さっているだろうと思います。
(もっとラクにご入力頂けるシステムを開発するのが目標です)
そうして送って下さった魂のメールを受けた私は、
PCのこちら側で実はもっと楽しんでいるのです。
「いい仕事を始めたもんやなぁ」と、数年前の自分を褒めます。
だから、
「お手数かけてすみません」とか
「もう1回だけ色変更したらダメですか?」とか
「わがままばかり言って申し訳ない」とか、
そんなこと言わず気にせず、好きなようにやって下さいよん
内容によっては、そのうち「コンサルティング料」を
ぼったくるようになるかもしれませんが
スケジュール帳やお仕事道具をまとめるためのカバー、
電車の中で読書を楽しむためのカバー、
大事な聖書を更に大事に扱うためのカバー。
「なければ困る消耗品」でなく、「ないならないで構わない贅沢品」
だからこそ、余計に皆さんの思い入れが感じられるのかもしれません。
いやはや楽しい。私の仕事。
弟子入りしたい方、メール下さい。
(カバーを作れるようにはなりませんが)