こんばんは、羽崎です。
先日書いた、「もうひとつ言いたかったこと」を思い出しましたので
忘れないうちに…。
唐突ではありますが、表題のとおりワタクシは擬人化が苦手です。
物事をうまく擬人化して表現することが苦手という意味ではなく、
擬人化された表現を聞くのが、いや、擬人化する人と話すのが苦手なんです。
(かなり限定された擬人化についてですよ。必要な時は自分でも使います)
ということで、今回は私の心の狭さを露呈するお話になること間違いなし
私のことを少しでも感じ良く思って下さっているお客様がおられれば、
どうかこの先は読まずに、いついつまでも私を「たぶん感じのいい人だろう」
と思い続けて頂けますと幸甚です。
私には、なにかにつけてお花を贈りたくなるクセがあります。
(いやべつにスケベ根性でお花好きの心優しい女性を装っているわけでは…)
なのでよく花屋さんに行くのですが、まずはそこでのお話。
「3~4000円くらいの籠盛りアレンジで、花は基本的に大輪でよろしく」
「えーと、どんな色合いにしましょうか?お見舞いとかですか?」
「いや、開店祝い。赤系のグラデーションがいいかな。全体的に丸い感じで」
「あっ、この子、今日入ってきたんですよぉ。かわいいでしょー」
「この子。」
「この赤い子ですー。まだ奥にピンクの子も居るんですけどぉ」
「ガーベラですよね」
「はいそうでーす」
「ガーベラ、すぐ枯れへん?」
「大丈夫ですよぉ~。この子たち、色もかわいいでしょ」
「たしかに」
「あっ(茎の歪んだ1本を発見)この子はちょっとお行儀悪い子ですね。てへっ」
どうですか皆さん。私の心はそんなに狭いですか。
弊店のお客様は男性が圧倒的に多いので、お花屋さんにはめっきり用なしかも
しれませんが、お花屋さんの女の子ってこんな感じの人が多々おられるんです。
(お花屋さんの方がご覧になっていたらすみません)
ええそうです。お花にも命があります。まさに生命の息吹を感じます。
水をあげる時に話しかけると、花の成長も良くなると聞いたことがありますし、
「花なんか生き物ではない」などと言うつもりは毛頭(あ、また毛頭…)ありません。
彼女たちがお花を愛でること、そしてあたかも自分の子供たちであるかのように
大切に扱う光景は、美しいばかりか、誰に文句の言えることでもないんです。
花を大切に扱っていると喜ぶお客様もたくさんいらっしゃると思います。
それはわかるんですけど…。
でも私は、「この子」とか「お行儀」とか言われると落ち着かないのです。
人は人、花は花なんです。
「こちらのガーベラはいかがですか?」「あっちのトルコ桔梗も合いますよ」
では駄目なんでしょうか。。。。。。。。
もうひとつ、美容院で仕上げのあと。
「これって洗ったあと特に自分でセットしなくてもこの形になるんすか」
「えーっと、まず乾かすときは先にしっかりタオルドライしてあげてぇ、
ドライヤーは下から上に向かってあててあげるんです。
そうすると、根元が持ち上がってくれるんでぇ、あとは手ぐしで整えてあげて
軽くワックスしてあげて下さい」
「ワックスしてあげる。のが嫌いな場合は」
「え、ワックス駄目なんすか!ベタベタするから?」
「そう。手が」
「じゃあスプレーワックスふってあげてもいいすよ。スタイルだけのためでなくて、
髪質保護のためにも何かしてあげないと、そのうち言うこときかなくなりますよ」
いちおうそれから毎日スプレーワックスかけてあげてますけど。
私の髪なんやし、べつにわざわざしてあげなくても、すればいいじゃないですか。
髪様に対して横柄ですか。ああそうですか。
いやぁ、私の心は針の穴ほどのスーパーミニサイズ。
書いてて我ながらひいてしまうわ。。。
かなりのへそ曲がり、ひねくれ者であることがあらためてわかりました!
以上!もう寝る
あの~、オーダーフォームに
「ペンホルダーは上から30ミリのところにつけてあげて下さい」とか
書かないで下さいよ~。